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だんだんと日が短くなり、日勤で帰る頃にはもう薄暗くなってきました。
長袖1枚では寒く、上着を着るには暑く、服装に悩む時期です。
季節の変わり目は何かと体調を崩しやすくなります。
コロナではないけれど、発熱や風邪症状があるという方もちらほら受診されます。

せたな町のコロナの流行はピークを過ぎ、発熱外来も一時期に比べてずいぶんと落ち着きました。
国の方針も変更になり、市販のキットで検査し陽性だった場合、ご自身で北海道陽性者登録センターに連絡し、受診せずに自宅療養することも可能になりました。
他にもいろいろと仕組みが変わっていますので、不明なことがあれば病院にお問い合わせください。

家族がコロナ陽性になり、濃厚接触者として自宅待機していたスタッフが、家庭内感染せずに無事復帰しました。
家庭内感染を防ぐのはなかなか難しいものです。
家族全員がマスクをつける、食事を一緒にとらない、部屋を分けるなどの感染対策をとっても、残念ながらかかるケースは多くあります。

感染しなかったスタッフに、どのように過ごしていたのか質問すると、これらの対策はもちろんですが、手すりやドアノブ、トイレなど、何かに触ったら手指消毒をするよう心掛けていたそうです。
コロナにかかわらず、これからの時期はインフルエンザなども流行する可能性がありますので、ぜひ日常的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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花火大会

今年はあちこちで大きな花火大会が開催されていますが、せたな町でも先日3年ぶりの花火大会がありました。

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コロナ禍前は、毎年8月の初めに「漁火まつり」がありました。

せたな町のおいしい特産品が格安で提供され、町民だけではなく遠方からもお客さんが押し寄せる一大イベントで、そのフィナーレを飾るのが花火大会です。

都会の名だたる花火大会にはかないませんが、海から上がる花火を間近で見れるのは田舎ならではです。

今年は出店はありませんでしたが、町内にこれだけの人がいるのかというぐらいの人出でした。
3年ぶりの花火を見上げて、その美しさと迫力に感動しながら、来年はぜひ出店もやってほしいなと思いました。

さて、こうして少しずつ日常の生活が戻ってきて往来が増えると、新型コロナの感染者も増えてきてます。

発熱外来は大盛況で、かなり待ち時間も長くなっています。
受付時間は14~15時ですが、受診を希望される場合は、必ず事前に病院へご連絡ください。

また、ご自身で抗原検査をして陽性だった場合は、キットだけではなく外袋もご持参ください。
ものによっては病院での詳しい検査を省略できることがあります。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

連絡網

当院で先日、連絡網や災害時に安否確認のできるアプリを採用しました。
全職員がこれに登録し、一斉にメッセージを送受信したり、緊急時の安否確認ができるようになりました。

子供の学校の連絡網も、昔ながらの電話番号が記載されたものはありますが、同様のアプリを活用していますし、都会のほうでは個人情報保護のためにそもそも電話番号は公開しないところもあると聞きます。
〇十年前の私の卒業アルバムには、全員の住所や電話番号が載っていました。
…時代の流れを感じます。
話は戻りますが、まずはどんなものか使ってみよう、ということで、「ベッド譲ります」「〇〇販売します」といったものや、うちのペット自慢など、コミュニケーションツールとしてさっそく活用されています。

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本来の趣旨とは違いますが、コロナ禍でいまだ職員会の行事ごとは制限されている中、職員同士の交流になっていいものだなと思います。

SNS的な内容の時も通知は表示されるので、「後で見よう」と思うこともありますが、これではせっかくの機能も生かされません。
有事の際にアプリが活用され、素早い対応ができるように備えたいと思います。

せたこくの初夏

本州はそろそろ梅雨明けのニュースを耳にします。
北海道には梅雨はないと言われますが、最近はじめじめした雨模様が続くようになってきています。
気温は高くなくても、湿度の高いときは熱中症に注意です。

発熱外来の受診者数は減りましたが、発熱外来の対応は続いています。
防護具の中は汗だくになりますが、水分補給は難しいので、スクラブ(制服)ではなくTシャツでの勤務が可能になり、さらに保冷剤を身につけて熱中症対策をしています。

さて、以前にもご紹介しましたが、また今年も当院の自慢の庭について書きます。
当院の正面側には、駐車場と建物の間に、四季折々の植物が楽しめる庭があります。
今回は当院きっての写真家、リハビリの上縄手さんの写真を載せます。
(あいにくの曇り空で、満足のいく撮影ができず残念だと言っていましたが…)

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中央下段は大きな木を中心に、先日スタッフ数人で花を植えました。
訪れる患者さまや出勤するスタッフをやさしく出迎えてくれます。
この景色を見ると、夏が近づいてきたなとうれしくなります。

せたこく初夏の風物詩です。

当院の内視鏡事情について

当院には現在、内視鏡検査ができる常勤医師がいません。
そのため札幌から専門の医師を招いて検査を行っています。

内視鏡検査は患者さまの苦痛も大きく、また高い技術が必要な検査ですので、医師免許を持っているからといってすべての医師が十分にできるわけではありません。
当院の常勤医も、4月から検査の際に見学させていただき、技術を学んでいます。

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空き時間には人体模型を使って練習を重ねています。

胃カメラは月2回検査日がありますが、現在の予約状況は2か月待ちとなっています。
年に1回、定期的に受ける検査であれば、早めのご予約をおすすめします。
また、胃痛などの症状があり早く検査を受けたいという希望があれば、ほかの病院にご紹介させていただきますので、遠慮なくご相談ください。

大腸カメラは月1回の検査日で、こちらも1~2か月待ちの状態です。
以前は全例、前日に入院して検査を受けていただきましたが、現在は当日の朝に来院し、下剤を服用するなどの前処置をして検査を行い、その日のうちに帰ることができるようになりました。

内視鏡検査は、安全上1日に対応できる件数が限られています。
迅速に検査ができず、皆さまには大変ご迷惑をおかけしていますが、ご理解のほどおねがいいたします。

常勤医が検査できるようになると、いずれ予約状況も改善されると思いますので、どうぞもうしばらくお待ちください。



プロフィール

せたな町立国保病院

Author:せたな町立国保病院
「せたな町立国保病院」
ちょっと堅苦しく長い病院名なので、当院スタッフは愛情をこめて「せたこく」と呼んでいます。
皆さんにも親しみやすい病院に感じていただけるように、個性豊かなスタッフが院内や職員の様子などを楽しくお伝えしていきます。

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